1998

公開した後に書き足すことが多々あります。

『アルプスの少女ハイジ』感想 36-40話

36話 そして牧場へ

 ハイジは、赤と黄とピンクの洋服を着て「ハイジ」になるらしい。ペーターにフランクフルトで何してたの?と聞かれて、「何にもしてなかった」と最初に答えてた。その後、夢ばかりみてた、勉強と言ってたけど。ハイジにとってフランクフルトでの暮らしは、何もしてないことになるのか。小鳥の巣を見つけた時にハイジに見せたいと思ったと素直に話すペーター、かわいい~

 山で昼寝の時に見る夢はクララの夢なんだね。雲の上で寝ているところに、クララがやってきて、手を繋いで雲の上を走っていた。『かぐや姫の物語』でかぐやと捨丸は手を繋いで飛翔するのだけど、『アルプスの少女ハイジ』を見ていると、このシーンを恋愛の文脈だけで捉えるのは違うのでは、という思いが強くなるなあ。

 

37話 山羊のあかちゃん

 おじいさんはハイジにとことん弱い。これから毎日下りて、冬の間住む家を直し、元々の仕事もやり、となるとものすごく大変なのでは。いったいいくつなのだろう。ペーターは仕事だから、牧場に行かない選択肢はないのに対して、ハイジは気になることがあれば山に行かない選択ができる。この非対称性はペーターにとって酷だろうなあ。一人だとつまらないのもあるだろうけど。

 クララのお父さん、また家にいないのか。約束はどうした。仕事はどうにもならないのかなあ。

 

38話 新しい家

 冬の間住む家を直すおじいさんの代わりに、ハイジが家事の全般を担っていたらしい。ハイジにはひやかしやいじわるは通用しないのが良い。今回はペーターがたくさん走った回だった。

 

39話 がんばれペーター 

 ペーターはおじいさんの弟子になるのかな。そりすべり大会に女の子は出場できないなんて!!ハイジのほっぺの赤い丸が点滅してた。ハイジが「試運転」って言うとなんか変。ハイジはペーターをあまり信頼していないが(勉強があまりできないからかな?)、おじいさんの方はペーターが木を削っている姿と音で才能がありそうだと判断している。何回目って感じだけど、ペーターかわいいな~

 

40話 アルムへ行きたい

 クララのお父さん、強引だし、無理かもしれない約束するし、なんかまあまあひどいな。やっぱりハイジは人々とコミュニケーションを取るのが上手い子どもなんだな。山の家に帰る時の様子を見ていると。(私だって行けるものならアルムへ行きたい。おじいさんとヨーゼフと暮らせるなら、こんな家出ていきたい。今すぐ暮らせるなら、どこへだって行きたいよ。)